農村整備課に務める2名の社員に、それぞれがこれまで経験してきた業務の魅力や職場の雰囲気についてなど、本音で語ってもらいました!
水土里ネット鹿児島に入会したきっかけや選んだ理由を教えてください。
中村-
私は、大学で農業土木を専攻していました。
土地改良連合会は、大学の先生から紹介があって、
大学の先輩も多く在籍していたので、安心して入会できました。入会してもう30年近くになったよ。
山下君は、工業高校からだけど、土地改良連合会に入会したきっかけは何だったの?
山下-
私も高校の先生からの紹介で、土地改良連合会を知りました。
工業高校の土木科を専攻していたので、測量とか専門を活かせる仕事を探していました。
私は入会して15年になります。
中村-
入会して、最初のころは戸惑いとか無かった?
山下-
職場や上司にも恵まれていました。
特に戸惑いはなくて、多くの職員と色々なタイミングで交流する機会もあったからか、すんなり職場に馴染みました。
中村-
あと、高校で学んだことで活かされた内容があれば教えて。
山下-
縦断測量などの測量は、高校で学んだことが活かされたと思います。
ただ職場の先輩に教えてもらったことの方が、たくさんあります。
仕事の内容、やりがい、面白さについて教えてください。(入会から現在までの経歴)
中村-
私は、ほ場整備や下水道の設計業務を主にやってきました。
山下くんとは、以前、奄美地域の豪雨災害の調査・測量に、一緒に行ったよね。
山下-
はい。豪雨災害の影響で、いたる所で法面が崩壊していて、被害が大きかったのを覚えています。町役場の中に土地改良連合会の作業室が設けられ、そこで図面を書いたり打合せをしたり、貴重な経験でした。復旧工事が完了した時は、私も微力ながら災害復旧に貢献できたと感じました。
中村-
そうだね。災害復旧事業は限られた時間の中で測量・設計を行う苦労があるけど、地元への貢献は大きいよね。
(話は変わるけど)私は20代の時に、東京にある法人に3年間出向させてもらいました。技術的にも人間的にも成長させてもらい、人脈も広がって、非常にいい経験をしたと思っています。
あと、山下くんは離島勤務で仕事をしてきているよね。
山下-
そうですね、今まで種子島と沖永良部島での勤務があります。
1回目は独身で、2回目は家族と一緒に島で生活をしました。島特有の文化があって、海でいろいろな遊びをしたり、島の祭りに職場で参加したり、楽しい思い出ができました。
中村-
私も離島勤務があって、島の友人もできました。貴重な経験をさせてもらったよ。
他にやりがいを感じたことは何かある?
山下-
ほ場整備の設計です。設計では、農家のみなさんと打合せしながら、少しずつ設計を進めて行きます。農地という人の財産を扱うため、要望が多かったり苦労が絶えませんが、その分無事に工事が終わって、農家のみなさんから感謝されると、やりがいを感じます。
職場の雰囲気や働きやすいところを教えてください。
中村-
山下くんの年齢層から見て、職場の雰囲気や働きやすさについてどうかな?
山下-
そうですね。職場は、誰でも気軽に話しができる雰囲気があります。分からないことがあればすぐに上司に聞きます(笑)って言うのは冗談ですけど、設計で悩んだ時は、設計の基準書等は必ず目を通す癖はつけていて、それから上司に聞くようにしています。
経験豊富な職員が多く、年齢層も幅広いので、誰でもすぐに相談に乗ってくれるので良い雰囲気で仕事もできています。
あと、上司や同僚と一緒に出張に行く機会があるので、旅行に行ったことや子どものことなど、プライベートも気軽に話をしています。
中村-
いろいろな技術的な資格にチャレンジしているよね。
山下-
はい。今年は、一級土木施工管理技士にチャレンジしました。資格取得にかかる旅費や経費について支援があるのは、ありがたいです。
中村-
資格にチャレンジする立場として、会から支援してもらえるのは助かるよね。
それから、土地改良連合会は、福利厚生が充実しているし、休暇が取りやすいから、家族とのプライベート時間も確保できる。給与や諸手当もしっかりしているところは、魅力的だと感じています。
最後に、学生さんや求職者へメッセージをお願いします。
山下-
土地改良連合会は、農家さんのニーズにあったほ場整備の計画・設計をメインに行っていますが、他にもほ場整備に関連した生態系調査(生きもの調査)や農地に水を配水するための計画・設計など、その他にも多くの業務があります。覚えることが多く大変ですが、その分いろんな経験をすることができるため、自分の成長にもつながっているかなーと思っています。
毎日が楽しいことばかりではありませんが、職場内での交流や家族とのプライベートの時間を楽しみながら過ごしています。ぜひみなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。
中村-
ダム・ため池・頭首工・用水路などの施設を維持管理している土地改良区の方たちと老朽化した施設を一緒に対応することは、土地改良連合会の職員として、やりがいを感じています。
あと、自分で設計した図面通りの施設が、現場に施工されているのが、見えるので面白いです。出来上がった施設を見て、もうちょっとこうすれば良かったなとか、振り返ることもできます。
最後になりますが、男性・女性関係なく、明るくて新たな発想を持っている皆さんをお待ちしています。
普段行っているリフレッシュ方法などあれば教えてください。
中村-
休日は温泉やサウナで汗を流して、その後にお酒を呑むのが最高の幸せです。
ジョギング?(ウォーキング)をして、リフレッシュしています。
山下-
休日は家族との時間を大事にしていて、子どもと一緒に魚釣りに行ったり、夏場には虫取りに行ったりしてリフレッシュしています。
現在,生態系調査(生きもの調査)の仕事もしているので、捕まえた虫について子どもたちに教えたり、調べさせたりして生きものを通じて教育しながら楽しく過ごしています。