人を知る Interview

クロストークCross Talk

農村整備課に務める2名の社員に、それぞれがこれまで経験してきた業務の魅力や職場の雰囲気についてなど、本音で語ってもらいました!

水土里ネット鹿児島に入会したきっかけや選んだ理由を教えてください。


中村

私は、大学で農業土木を専攻していました。
土地改良連合会は、大学の先生から紹介があって、
大学の先輩も多く在籍していたので、安心して入会できました。

入会してもう30年近くになったよ。

山下君は、工業高校からだけど、土地改良連合会に入会したきっかけは何だったの?


山下

私も高校の先生からの紹介で、土地改良連合会を知りました。

工業高校の土木科を専攻していたので、測量とか専門を活かせる仕事を探していました。

私は入会して15年になります。


中村

入会して、最初のころは戸惑いとか無かった?


山下

職場や上司にも恵まれていました。

特に戸惑いはなくて、多くの職員と色々なタイミングで交流する機会もあったからか、すんなり職場に馴染みました。


中村

あと、高校で学んだことで活かされた内容があれば教えて。


山下

縦断測量などの測量は、高校で学んだことが活かされたと思います。
ただ職場の先輩に教えてもらったことの方が、たくさんあります。

仕事の内容、やりがい、面白さについて教えてください。(入会から現在までの経歴)


中村

私は、ほ場整備や下水道の設計業務を主にやってきました。

山下くんとは、以前、奄美地域の豪雨災害の調査・測量に、一緒に行ったよね。


山下

はい。豪雨災害の影響で、いたる所で法面が崩壊していて、被害が大きかったのを覚えています。町役場の中に土地改良連合会の作業室が設けられ、そこで図面を書いたり打合せをしたり、貴重な経験でした。復旧工事が完了した時は、私も微力ながら災害復旧に貢献できたと感じました。


中村

そうだね。災害復旧事業は限られた時間の中で測量・設計を行う苦労があるけど、地元への貢献は大きいよね。
(話は変わるけど)私は20代の時に、東京にある法人に3年間出向させてもらいました。技術的にも人間的にも成長させてもらい、人脈も広がって、非常にいい経験をしたと思っています。
あと、山下くんは離島勤務で仕事をしてきているよね。


山下

そうですね、今まで種子島と沖永良部島での勤務があります。
1回目は独身で、2回目は家族と一緒に島で生活をしました。島特有の文化があって、海でいろいろな遊びをしたり、島の祭りに職場で参加したり、楽しい思い出ができました。


中村

私も離島勤務があって、島の友人もできました。貴重な経験をさせてもらったよ。
他にやりがいを感じたことは何かある?


山下

ほ場整備の設計です。設計では、農家のみなさんと打合せしながら、少しずつ設計を進めて行きます。農地という人の財産を扱うため、要望が多かったり苦労が絶えませんが、その分無事に工事が終わって、農家のみなさんから感謝されると、やりがいを感じます。

職場の雰囲気や働きやすいところを教えてください。


中村

山下くんの年齢層から見て、職場の雰囲気や働きやすさについてどうかな?


山下

そうですね。職場は、誰でも気軽に話しができる雰囲気があります。分からないことがあればすぐに上司に聞きます(笑)って言うのは冗談ですけど、設計で悩んだ時は、設計の基準書等は必ず目を通す癖はつけていて、それから上司に聞くようにしています。
経験豊富な職員が多く、年齢層も幅広いので、誰でもすぐに相談に乗ってくれるので良い雰囲気で仕事もできています。
あと、上司や同僚と一緒に出張に行く機会があるので、旅行に行ったことや子どものことなど、プライベートも気軽に話をしています。


中村

いろいろな技術的な資格にチャレンジしているよね。


山下

はい。今年は、一級土木施工管理技士にチャレンジしました。資格取得にかかる旅費や経費について支援があるのは、ありがたいです。


中村

資格にチャレンジする立場として、会から支援してもらえるのは助かるよね。
それから、土地改良連合会は、福利厚生が充実しているし、休暇が取りやすいから、家族とのプライベート時間も確保できる。給与や諸手当もしっかりしているところは、魅力的だと感じています。

最後に、学生さんや求職者へメッセージをお願いします。


山下

土地改良連合会は、農家さんのニーズにあったほ場整備の計画・設計をメインに行っていますが、他にもほ場整備に関連した生態系調査(生きもの調査)や農地に水を配水するための計画・設計など、その他にも多くの業務があります。覚えることが多く大変ですが、その分いろんな経験をすることができるため、自分の成長にもつながっているかなーと思っています。
毎日が楽しいことばかりではありませんが、職場内での交流や家族とのプライベートの時間を楽しみながら過ごしています。ぜひみなさんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。


中村

ダム・ため池・頭首工・用水路などの施設を維持管理している土地改良区の方たちと老朽化した施設を一緒に対応することは、土地改良連合会の職員として、やりがいを感じています。
あと、自分で設計した図面通りの施設が、現場に施工されているのが、見えるので面白いです。出来上がった施設を見て、もうちょっとこうすれば良かったなとか、振り返ることもできます。
最後になりますが、男性・女性関係なく、明るくて新たな発想を持っている皆さんをお待ちしています。

普段行っているリフレッシュ方法などあれば教えてください。


中村

休日は温泉やサウナで汗を流して、その後にお酒を呑むのが最高の幸せです。
ジョギング?(ウォーキング)をして、リフレッシュしています。


山下

休日は家族との時間を大事にしていて、子どもと一緒に魚釣りに行ったり、夏場には虫取りに行ったりしてリフレッシュしています。
現在,生態系調査(生きもの調査)の仕事もしているので、捕まえた虫について子どもたちに教えたり、調べさせたりして生きものを通じて教育しながら楽しく過ごしています。

社員インタビューInterview

事業部農村整備課 山口 正弘主幹(勤続28年)

氏名 山口 正弘
勤続年数 28年
所属部署

事業部農村整備課

出身地はどこ?
鹿児島県鹿屋市輝北町
好きな食べ物は?
カレーライス
帰宅後の楽しみは?
晩酌とYouTube鑑賞

入会したきっかけ

学校の先生にすすめられた事

選んだ理由

実家は兼業農家で、休日は農業の手伝いをしていたため、それなりに農業の大変さは理解していたつもりです。高校は、農業に興味があったため、専門的な技術を身に着けたかったことから、農業土木科を選考しました。高校で学んだ事を活かせる就職先として水土里ネット鹿児島を選びました。

仕事の内容、やりがい、面白さ

入会から現在までの経歴

鹿児島(H9)⇒沖永良部⇒加治木⇒情報管理課⇒熊毛事務所⇒情報技術⇒水土里情報センター⇒農村整備課⇒大島事務所⇒北薩事務所⇒農村整備課

県内、様々な地域の出先事務所や本部で仕事をします

仕事の内容
  • 水田や畑を耕作しやすいほ場へ整備を行うための設計業務。
  • 農地へ水を配るためのパイプライン施設の設計業務。
  • 整備されたパイプラインや道路などの施設を管理するための施設管理システムのデータ整備業務
  • 地元の要望を整理して事業を計画するための事業計画書作成業務。
やりがい、面白さについて

同じ鹿児島県内でありながら、地域によって自然環境や文化、農業を取り巻く環境がことなり、その地域特性を活かした、農業が営まれていることが面白いなぁと思いました。また、自分が設計した農地が、整備され、農業が営まれるのを見ると、とてもやりがいを感じます。

生活面では、転勤や仕事を通じて地域の方々や文化とふれあう機会があり、とても貴重な体験が出来ていると感じます。

職場の雰囲気、働きやすいところ

本部は、幅広い年齢層が働いており、活発なコミュニケーションが図られています

業務の進め方や問題が生じた場合の対処など、それぞれの部署で話し合って決めるため、上司などにも意見を言いやすい環境だと思います。

これまでの勤務経験の中で、強く印象に残っていること

いつ、どのような仕事・業務、どのような立場で、どう印象に残っているか。
  • 入会2年目で、初めての担当地区において、ほ場整備(水田)の設計図を作成した時は、達成感と嬉しかった記憶があります。
  • 離島に3回(沖永良部・種子島・奄美大島)行っていますが、どの島も魅力的な自然環境で、島の人とプライベートにおいても様々な体験が出来て、楽しかった思い出があります。
今後どのような仕事をしたいか。どのように携わっていきたいか。

今後、少子高齢化による農業従事者の減少や高齢化が加速化し、担い手への負担は大きくなるため、スマート農業を推進し、省力化に資するほ場整備設計に向けて取り組んでいきたいと思っています。

学生さんや求職者へメッセージ

鹿児島県の農業を支えるとても魅力的な仕事です。

自分の設計したものが整備され、将来にわたって農家の方が農業を営み、そこで育てた農作物を私達や全国の方々が美味しくいただいて生活しています。普段は気づきませんが、とても重要で、魅力的な仕事です。

また、離島勤務に対する不安を持つ方もいるかも知れませんが、皆さんの想像どおり、エメラルドグリーンの海をはじめとても素晴らしい自然環境が広がっており、そのような中で仕事やプライベートにおいて、島民の方々との繋がりや文化を体験することができるなど、島での生活でしかあじわえない非常に有意義な時間を過ごせます。きっと、皆さんもその魅力にハマってしまうと思います。

皆さんと一緒に仕事が出来ることを楽しみに待っています。

総務部 地域支援課会員支援係 相良 優太主任(勤続3年8か月)

氏名 相良 優太
勤続年数 3年8か月
所属部署

総務部 地域支援課会員支援係

出身地はどこ?
世界遺産の島! 屋久島
好きな食べ物は?
カレー、少しいい肉
帰宅後の楽しみは?
好きな動画を見ながら風呂に入ること、瞑想、肩のインナーを鍛える

入会したきっかけ

実家がポンカン、タンカンを作っており、農業の大変さや面白さを見ながら育ってきました。また、父が以前土地改良区の事務局長として働いていたこともあり、大雨や台風の日に農地の見回りに行ったり、水を見に行ったりと、土地改良区の仕事の大変さも、幼いながら見ていました。

農業や農家の大変さを身近で見てきて、農業の発展や農家のために何かできないかと思い、入会したいと決めました。

選んだ理由

選んだ理由は、農家のために何かできないかと思った時に紹介されたのが水土里ネット鹿児島だったからです。コンサルタントとは少し違い、技術部門特化ではなく、実際に農家の方の話を聞いたり、地元と密接に関われることが魅力だと感じ選びました。言わば農業のトータルコーディネーターみたいだな!と思い選びました

仕事の内容、やりがい、面白さ

入会から現在までの経歴

入会してから最初は事業部で主に集積関係(活性化)の業務を行っていました。集積業務は事業を行う地区でどれだけ担い手になる農家がいるかを調べ、今後の営農拡大などにつなげていく業務です。

また、ため池劣化調査や測量、生き物調査など現場に行くことも多かったです。集積(活性化業務)を3年間行い、現在は、総務部地域支援課にて、主に土地改良区のサポートを行っています。土地改良法にかかる研修会の開催や複式簿記の指導、土地改良区が加入している保険などさまざまな角度から土地改良区をサポートする係に所属しています。

仕事の内容
  • 土地改良区への研修(土地改良法や複式簿記の指導など)
  • 土地改良区が加入している保険推進、管理
  • 土地改良区向けの研修、会議の開催
  • 女性の会運営
  • 広報誌の作成
やりがい、面白さについて

一概にやりがいは人それぞれだと思います。私は、農家の人のためになった時が一番うれしいなと思っています。

直接的には貢献できているかはわかりませんが、事業部が行っている圃場整備や設計、換地業務、水土里情報センターが行っているシステム管理や研修、地域振興係が行っている多面のサポート、地域おこし、そして会員支援係が行っている土地改良区への支援、研修、指導の全てが一つになってやっと農家や農業のためになっていると思っているので、水土里ネット鹿児島全体で、サポートしていると感じた時が一番のやりがいだと思っています。

逆に一つでも欠けると水土里ネット鹿児島の強みがなくなってしまうと思うので継続して若手、ベテランで支えあっていければもっと面白くなると思います。

職場の雰囲気、働きやすいところ

職場の雰囲気は働きやすく、会話が多いと思います。時には冗談や世間話をしながら楽しく仕事をできていると思います。
年齢は20代前半の若手から70歳の超ベテランまで幅広いですが、分からないところは親身になって教えてくれ、またプライベートの悩みや相談も聞いてくれるので助かっています。

最初は年齢層の幅が広く戸惑うこともありましたが、実家のような安心感で業務に打ち込むことができているので、私自身ありがたい環境で仕事をさせていただいています。
性別関係なく専門分野で活躍できるのも強みだとおもっています。

また、ありがたいことに水土里ネット鹿児島に入会してから、同じ課、係になった上司、先輩は尊敬できる方ばかりなので、その方々を指標にしながら、仕事に打ち込むことができています。

これまでの勤務経験の中で、強く印象に残っていること

いつ、どのような仕事・業務、どのような立場で、どう印象に残っているか。

最初に行った沖永良部です。水土里ネット鹿児島に入り、1年目に担当した地区が沖永良部でした。初めて担当した地区だったので、農家との会議でも何を話せばいいか分からなかったのですが、島の人の温かさは印象に残っています。

当時の上司が、「最初の担当地区は沖永良部にしたから。人も温かく、業務もしっかり覚えることができるから」と言っていたのはすごく印象に残っています。

今後どのような仕事をしたいか。どのように携わっていきたいか。

当たり前ですが、農業の発展、鹿児島県内で営農している農家のために業務が出来ればと思っています。
土地改良区や農家をサポートする係で携わっていきたいです。

学生さんや求職者へメッセージ

私は金融機関で約4年間働いて水土里ネット鹿児島に入りました。決して金融機関時代が楽しくなかったわけではありません。お客様と話したり、お客様のためになったときはやりがいも感じたし、頑張る活力になりました。しかし、人生は1度きりです。やりたいことをやらないともったいないし、人間生きている間に考え方や価値観は変わってくると思います。その中で、ふと農業に携わる仕事がしたいと思ったので思い切って転職をしました。

水土里ネット鹿児島の強みは幅広くさまざまな方向から農業に携われることだと思っています。設計や測量などの技術系から、会計、事務業務といった各方面の専門家になり農家、農業のサポートが出来ることが一番の魅力であり、強みだと思います。

学生の皆さんは人生の中でそう何度もある就職活動ではないと思います。今の考えや価値観がそれぞれあると思います。その中で、少しでも農業に携わる仕事がしたい!鹿児島の農業の発展に携わってその先を見てみたい!と思う方がいれば一緒に農業の未来を創ってみませんか?

現在転職を考えている方は、もちろん年齢もそれぞれだし、ライフスタイルもさまざまだと思います。背負っているものもあるかもしれません。私も転職した身ですが後悔はもちろん無いですし、やりがいも仕事の中で感じることが出来ています。
技術職から事務職まで、幅広く業務を行うことができる職場だと思うので、少しでも農業に興味があったり、幅広く農業に携わりたいと思う人がいれば水土里ネット鹿児島で一緒に働いてみませんか?

最後にひとこと

自分は小学生から社会人まで野球をしてきました。
野球は自分の人生の一部なのかと思うくらい野球しかしてきていません。高校では本気で甲子園を目指し、大学ではプロ野球を目指し365日打ち込んできました。その代償が今です・・・。
肩肘を壊し思い通り投げれませんが、いまは草野球と高校OBのチームで野球をしています。今年は甲子園のマウンドにも立つことができました。

自分の趣味と仕事を両立できるというのは簡単そうで難しいのかなと社会人8年目になって感じます。
仕事をしつつ自分の趣味ややりたいことに打ち込めることが当たり前じゃない、職場の上司や同僚の理解があってこそだと思うので、そこに甘えながら両立していきたいと思います。

水土里情報センター 松元 沙樹主任(勤続5年)

氏名 松元 沙樹
勤続年数 5年
所属部署

水土里情報センター

出身地はどこ?
鹿児島市
趣味は?
旅行
帰宅後の楽しみは?
旅行系のYouTube動画を見ながら、ゆっくり過ごすこと

入会したきっかけ

知人から水土里ネット鹿児島という団体の存在を知りました。

選んだ理由

転職活動をする中で、知人から「水土里ネット鹿児島」という団体の存在を教えてもらいました。
私は家族や親戚が農業をしているわけでもなく、農業というものがこれまで身近にあったわけではありませんでした。ただ、改めて思い返すと私たちの食生活は農業によって支えられていて、「鹿児島の農業の支える・サポートする」ことを使命に掲げている水土里ネット鹿児島に「実際にどういうことをしているのだろう」と単純に興味が沸きました。

また、水土里ネット鹿児島の給与形態や賞与の有無・福利厚生がしっかりしている点も魅力に感じました。

仕事の内容、やりがい、面白さ

入会から現在までの経歴

入会後、水土里情報センターに5年在籍しています。

仕事の内容

私が在籍している水土里情報センターでは、「水土里情報システム」をユーザーさんへ提供しています。このシステムは私たちが普段使用している地図アプリと同じ仕組みで、農地や農業水利施設などに関する様々なデータを地図上に可視化し、管理できるシステムです。

私はこのシステムの操作研修会の開催や、運用に関する相談に対応しています。
直接、ユーザーさんの元へお伺いして、システムのメンテナンス等も行っています。

やりがい、面白さについて

操作研修会や日々の問い合わせに対して、お相手にどのようにお伝えしたらより理解してもらえるか等、日々考えながら業務を行っています。
相手に伝えることの難しさを感じながらも、自分なりのやり方を見つけられた時、仕事のおもしろさや達成感を感じます。その達成感が次の仕事への活力になっています。

職場の雰囲気、働きやすいところ

縦(上司・先輩)と横(同期や仲間)の繋がりがしっかりあり、先輩方からは仕事のやり方や知識を教わりながら経験を積み、同期や仲間からは刺激を受けながらお互い切磋琢磨できる環境だと感じています。
気軽に話を聞いてくれる先輩たちも多いため、悩みも相談しやすく、1人で仕事を抱え込むこともありません。

これまでの勤務経験の中で、強く印象に残っていること

いつ、どのような仕事・業務、どのような立場で、どう印象に残っているか。

地元の方を対象に、防災をテーマにしたワークショップを開催したことがありました。
そこでは講師を務めましたが、当初はうまく話せず、伝えたいことを伝えられず悔しい思いをしました。反省を生かしながら自分で改善点を考え、先輩にもアドバイスをもらい、回数を重ねるごとに参加者の反応も良くなっているように感じ、それが自分の中で達成感を感じることができました。
こういう小さな積み重ねが仕事をする上で大切なのだと気づいた瞬間でした。

今後どのような仕事をしたいか。どのように携わっていきたいか。

入会後一貫して、水土里情報システムに関する業務に携わってきました。システムについて当会の会員さんをはじめ同僚からも「これは松元に聞けば間違いない」と言われるような人材になりたいです。

学生さんや求職者へメッセージ

水土里ネット鹿児島は農業を支えるための多岐にわたる業務があり、農業土木を志している方はもちろん、未経験の方、どちらも活躍できる団体だと思います。私も業界未経験で入会しましたが、「こんな世界があったのだな」と驚きつつ、日々学びながら業務にあたっています。

上司や先輩のサポートを受けながら、ステップアップしていける環境で、鹿児島の農業のために一緒に働いてみませんか?お待ちしています。

事業部換地課 津曲 沙耶主事(勤続1年)

氏名 津曲 沙耶
勤続年数 1年
所属部署

事業部 換地課

出身地はどこ?
鹿児島県 鹿屋市
好きな食べ物は?
ハンバーグ、チョコレート
帰宅後の楽しみは?
美味しいご飯を食べて、録画したテレビ番組やYoutubeを見ること

入会したきっかけ

祖母の家庭菜園の手伝いをきっかけに、農業に興味をもち始めたことです。

選んだ理由

就職活動を進めていくうちに、農業を支えられる仕事ができることに魅力を感じ、地元である鹿児島は美味しい農産物もたくさんあり、生きていくために欠かせない農業の力になりたいと思ったからです。
自分の理想とする働き方に近いと思ったからです。

仕事の内容、やりがい、面白さ

入会から現在までの経歴

令和6年に入会し、事業部換地課に所属しています。

仕事の内容
  • 図面やシステムの編集、戸籍の申請やデータの整理等を行っています。
  • 打ち合わせや換地委員会へ出張に行くときには、写真を撮る等、補助業務を行っています。
やりがい、面白さについて

今は、先輩方から指示を受けた業務に取り組むのが精一杯で、先輩方の力になれていたら嬉しいと思っています。

先輩や上司の方々の姿を見ていて、地元の方や県・市町村の方々に頼りにされていると感じることも多く、そんな風になれたらもっとやりがいを感じられると思います。

初めて聞くような言葉や法律がたくさんあり、農業についても理解を深められて楽しいです。

職場の雰囲気、働きやすいところ

入会当初から、初めてのことばかりで緊張している私に、寄り添うように優しく先輩方が指導してくれました。そのおかげで少しずつ職場の雰囲気にも慣れてきていると感じています。
職員間の意見交換の場をよく見かけるため、風通しの良い職場だと思います。

福利厚生も充実していて、プライベートの時間も楽しめています。

これまでの勤務経験の中で、強く印象に残っていること

いつ、どのような仕事・業務、どのような立場で、どう印象に残っているか。

9月 従前地の聞き取り確認の業務の補助を行ったとき、従前地の確認ができた方から図面に印鑑をもらったことが印象に残っています。
初めての経験で緊張しましたが、先輩方に教えてもらいながら地元の方々とお話し、場所の確認をすることができました。

今後どのような仕事をしたいか。どのように携わっていきたいか。

様々な業務に携わってきた中で、地元の方々と直接お話できる機会は貴重だと感じていて、今はなかなか上手く話せないですが、もっと寄り添うようなコミュニケーションがとれるようになりたいです。

配分の業務に関してあまり経験がなく、やりがいのある業務のように感じているので勉強し、携われるようになりたいと思っています。

学生さんや求職者へメッセージ

私は入会1年目ですが、とてもやりがいのある仕事ができる職場だと感じています。先輩や上司の方々は、尊敬するところばかりで、私もこんな風になりたい、この方々ともっと一緒に仕事がしたいと思っています。

就職活動を始めたときには、全く想像もついていなかったですが、業務に取り組みながら勉強し、日々少しずつ成長できていると思います。
皆様の就職活動がより良いものとなるよう、応援しています。

リフレッシュ方法など

  • 好きなアーティストのライブやコンサートに行きます。
  • 家族や友人と出かけます。

鹿児島事務所 松野下 公太技師(勤続3年)

氏名 松野下 公太
勤続年数 3年
所属部署 鹿児島事務所
出身地はどこ?
鹿児島県南さつま市
好きな食べ物は?
カレー
帰宅後の楽しみは?
温泉

入会したきっかけ

大学三年時の説明会がきっかけで知りました。

選んだ理由

ほ場整備の計画から設計、生態系調査、GIS、測量、施設管理など様々な業務を行っているので、農業農村整備について幅広い知識や経験を得られるところや現地で見たことや農家の方から聞いたことを基に自ら図面を書いて設計でき、それが形として残っていくところに魅力を感じ志望しました。

仕事の内容、やりがい、面白さ

入会から現在までの経歴

令和4年~令和6年:鹿児島事務所

仕事の内容

1年目は整備した農業施設を適正に管理・運用するため工事内容などの情報を地図上に記録していくGIS業務を行いました。

2年目になるとお茶に霜が降りて品質に悪影響を与える霜害を防ぐための防霜スプリンクラーの設計を行いました。

3年目はぬかるんで農業機械などが入れなくなり営農に支障をきたしている田んぼの地下にパイプを設置して排水性を向上させる暗渠排水の設計を行いました。

やりがい、面白さについて

スプリンクラー設計ひとつにしてもその種類や設置の位置や間隔などいろいろの設計案があるなかで、農家さんの意向を反映しつつ、このほ場ではこの設計が一番良いと思える案を提示してそれが採用されたときは嬉しかったです。
現在工事中なので完成して農家さんに喜んで使ってもらえたら、より一層やりがいを感じると思います。

職場の雰囲気、働きやすいところ

分からないことがあれば気軽に相談や質問できる上司や先輩が多いためとてもありがたいです。
また私の所属する鹿児島事務所では、毎月の定例会で進捗状況を事務所全体で共有し、自分一人で解決出来ない問題は事務所全体で対処法を考えています。
さらに若手の技術職員を対象とした研修会が年に複数回あるため技術力の向上や同年代の職員と親睦を深める機会になっています。

これまでの勤務経験の中で、強く印象に残っていること

いつ、どのような仕事・業務、どのような立場で、どう印象に残っているか。

ほ場整備のスケールの大きさが印象に残っています。1年目から現地調査や説明会に同行していた地区の工事が始まり、工事前は道路や水路に隣接していない小さなほ場が多かった地区が道水路と隣接し、用水路がパイプライン化され大きなほ場に変わっていくのを見て、ほ場整備は単なる農地の整備ではなく地区全体を変えるとてもスケールの大きな事業だと感じました。

今後どのような仕事をしたいか。どのように携わっていきたいか。

まずは水土里ネット鹿児島のメイン事業であるほ場整備の仕事をしたいです。その上で自動給水栓や排水路の暗渠化、ほ場の大区画化など新しい技術が今後必要になると思うので、そのような分野にも携わっていきたいです。

学生さんや求職者へメッセージ

水土里ネット鹿児島の仕事は農業や地域社会を何十年先まで支えるものです。また土木や農業だけでなく色々な知識が必要となるので、これまで学んだことや経験を活かすことのできる分野を見つけることができると思います。また一から教えてくれる上司や先輩方が多いです。興味のある方はぜひ一緒に働きましょう。